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そぞ録゙

批評家になりたいわけじゃない人の作文練習です。

プレミアム

滞るスモッグに名前も知らない洋楽。

客電が落ちる瞬間の非現実空間を久しぶりに味わいました。

 

ツチノコ下半分こと のっこ さんのお陰様にて、ガーナプレゼンツのコブクロ プレミアムアコースティックライブに行ってきました。

 

 

 

1曲目の ストリートのテーマ が一番涙腺やられたのは秘密の話。

私は意外と気が小さいからね。気が小さいことを見破られてしまうといいエサになってしまうから。始めたばかりの職場で早くも化けの皮が剥がれてしまったところだったのだけど、明日からきっと、私の中に眠ってる怪物が目を覚ましてくれるはずです。

 

 

 

これは終始言ってくれてたんですけど、「ここに来てくれている人はたくさんチョコを買ってくれて、桁外れの運の良さで当てたんだよね」ってずっと言ってました。

ブログにも書いてくれていたけど、たくさんのファンが「行きたい!」と思いながらたくさんチョコを消費しては行けなかった人もいて。

私は有難い御縁で行かせていただけたけれど、喉から手が出るほど欲しかった豊洲ピットの席を手にできなかった人は山ほど居た、ということ、しっかりと念頭に置いてめいっぱい拍手してきました。

 

 

これはお芝居観るときもライブの時も心に留めていることなんですが、ステージ上にいるパフォーマーに向けて「感動した!」「すごく良かった!」を伝えるのって、私たちオーディエンスは拍手手拍子しかないんですよ。一番早くて確実なレスポンス。

だから、たとえ大きなドームの遠い席でも、周りの音にかき消されようとも、手が痒くなっても全力でいつも手を叩いています。

アンコールの One song from two hearts での、重力さえ感じるような強い手拍子が耳にこびりついて離れません。負けじと手を叩いて、届け!と。「今日は素敵なライブをありがとう!」と、手を叩きました。

 

 

 

MC

黒田さん、「もう俺100曲くらい歌った気分」

小渕さん、「黒田の曲1曲しかないやん!!!」

小渕さん「100曲にしたら3曲くらいやで」

 

ライブ中、盛り上がり曲とバラード系が渾然となるんだけれど、その都度立ったり座ったりするお客さんを見て、いいタイミングでこう「見た感じあまり若くない人多いから〜(笑)」とか「なんやなんや責められてるみたいで怖いわ(笑)」なんてふざけてみたりしながら着席を促すのがすごく紳士だなあって。

このままこれずっと立つのかな…って思ったあたりでこんなふうに笑いを交えながら座らせてくれて、こういうところが好きだな〜、と改めて思ったんだけれど、言ったらきっと「いや俺ほんま優しいねん今知ったん?」とか言いそうなあたりもやっぱり好き。

 

小渕さんの発案で「黒田くんに「いいねお疲れ様でした!」って言おう!」となり、会場一体となっての感謝祭。

毎日毎日何万もの「いいね」、本当にお疲れ様です。目を閉じてもインスタの いいね のハートが目に浮かぶという立派なインスタ廃っぷりでした。

黒田さんのインスタが必要以上に気になっちゃう小渕さんでした。

 

 

かくいう小渕さんも布袋さんのpostに載りまくる載りまくる。

布袋さんのインスタをフォローしてる黒田さんはその投稿を見て何を思うの????と散々憶測(という名の妄想)をしていましたが、大阪のレポも加味して考えると、この執拗なまでの布袋さんイジリがその答えを物語っている気がします。

 

18年間コブクロを社長として支えてきてくれた坂田美之助氏、なんと会長になられたそうで(専務が社長になったそうです)。その就任式が大阪でのガーナライブの翌日にあったそう。

移動中の車内、爆睡する黒田さん。そして一度電話をかけるとその後5回は連続で電話をかけてくる鬼電の申し子、小渕健太郎。大阪で黒田さんがぶつくさ言っていたようですが、なんとその鬼電が今度は就任式を担当された方(名前をど忘れ)にも炸裂。

黒田さん「お前、就任式のすべてを運営してる人なんだから忙しいんやぞ!?」と小渕さんを座らせて説教(この時ギターを持っていた小渕さんは「スナフキンみたい」と)。

お手紙を書きたい、プレゼントを渡すタイミング、等等の相談を何度も電話したそう。

結局19時からの就任式のギリギリまでお手紙の清書やら準備やらをしていた小渕さんは、ネクタイが曲がったままで出席。ミノスケ現会長の奥様に指摘され直されたそうです。

小渕さん「やりたいことと出来ることがいっつも合わない。やりたいことはいっぱいあるのに、時間が足りない。僕が2人必要です。」

2人居るんじゃない?黒田さんがずっと言ってるじゃないですか。

 

あとは、サインについて。

コブクロのサインは上に大きめに二人の絵があって、下に筆記体みたいに「Kentaro Kobuchi」「Shunsuke Kuroda」って書いてある。

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本当は最初は黒田さんは漢字で縦に「黒田俊介」と書いていたのが、「合わないから」と小渕さんに押し切られ結局今の形になったと。

「お前が場所取りすぎやねん、7割使ってる!」と不服を申し立てる黒田さん。「「Kentaro」の最後の一画でぐいーっとネックみたいなの書いてるけど、それが邪魔!」「俺も最後のところにマイクとか書いたろかな」「陣地争いや!」

最終的に小渕さん曰く「イラスト部分がカレー、自分のサインがご飯、黒田のサインは福神漬け。福神漬けも無いと彩r…」黒田さん「いや二人のサインがご飯でええやん!」

ごもっとも。

 

 

風見鶏 終わりのMC。

小渕さん「黒田の声が好きで黒田の声を届けたくて曲を書いてきた。こういうアコースティックのライブは声がよく届けられるからすごく楽しい。風見鶏すごく良かった!」というようなことを仰ってました。

風見鶏は2人だけのアカペラがあったんですが、風見鶏に限らず、今日は特に「あぁそうか小渕さんが歌を作り始めたのは黒田さんのためなんだよな」ってすごく思いました。なんでだろう、アコースティックだったことが関係しているのかな。

黒田さんの声が届くように黒田さんの魅力が一番活きるような歌を作って歌っている、きっとずっと変わらないコブクロがそこにはいました。

 

黒田さんにお説教されてる小渕さんもいい顔で笑ってたなあ。

 

 

 

君色 Diary 風見鶏

アルバム『5296』からの曲がやや多め。

君色 の「大型トラックに揺れるたび」の黒田さんの歌い方が色っぽい…8年前の歌い方や声も力強くて好きだけれど、加齢と比例して増してくる色気は意識して出せるものでもないからね。「好きだけじゃダメなこと」の小渕さんファルセットになってたね。

 

君色 Diary あたりは「彼」の用法でゼミ発表の際お世話になったので感慨深いというか、39歳の彼らから発される「前の彼」は破壊力強い。

 

風見鶏、進研ゼミのCMソングだったこともあって応援ソングのイメージが濃いけれど、MCにもあった通りベストアルバムを出した頃のコブクロをそのまま歌った歌

ラブソングも応援ソングもボーダレスだなぁ……なんて思ったけれど、コブクロをそのまま歌った歌が愛を象徴したり、結果として聴く人の背中を押すことになったとしたなら、それがコブクロの素敵なところじゃない?

 

こうやって、聴く人の心に生活に添うようにして存在している歌だから、無責任に泣いてスッキリ!というのができなかった。

 

Rising のCメロの歌詞も、未来 を聴き込んでいた頃の私の気持ちも、誰のものでもない私の責任においての涙。自分の涙。

普段よく観るお芝居で、登場人物に感情移入して無責任に泣くのとは少し勝手が違いました。

 去年の奇跡ツアー京セラ公演以降ワンピース歌舞伎を経て、涙腺のタガがぶっ壊れた、と言ったけれど、未来 であれだけ泣いたのはきっとある程度俯瞰して自分の耳で吸収できたからかな、と思います。

 

 

なんて言いつつファンって生き物はことごとく身勝手なもんで、コブクロがどんな道を歩いてきてどんな気持ちを携えて生きているのかなんて当人しか知ることはないのに、勝手に推し量って感情移入して泣いて。

無責任で身勝手な涙だとわかっていながらも、それでも、彼らの語る言葉から推測される彼らの歩いてきた道ごと愛しているから泣けてしまうのです。

 

メジャーデビューする前の最後のライブの映像を観せていただいたことがあります。

ANSWER YELL を歌っていました。

涙を浮かべながらも強い表情でコブクロを送り出す当時のファンの方の顔も忘れられません。

 

見たことのない部分も含めたコブクロの18年間、およびそのファンまで、愛しているし愛したいと思うのです。

 

 

 

今回、私はコブクロからやんわりお説教されるつもりで出掛けました。ところがどっこい、「別にいいんじゃない楽しんじゃえば」と肩透かしを食らったような気持ちです。

 

プレミアムだったからでしょうか。

 

来たる TIMELESS WORLD ツアー では少し厳しめに諭してもらおうと思います。

 

 

 

ツチカワ

 

 

ぴーえす

tOKi meki 黒田さんのSE押しまくる少年のような笑顔と「この恋が走り抜ける〜」のエロさのギャップ