春はあけぼの 女方はうなじ
いつも大した話をしていませんがいつもより大したことない話をします。
推しに対する性癖を聞いてください
突然コイツ何言ってるんだ気でも違ったか、とお思いの方。安心してください。
気 が 違 っ て い ま す 。
これから私が好きな女方2名について好き勝手言っていくのでついてこれなくなった方は遠慮なくリタイアしてください。お互いの幸せのために。本当に大したこと言わないので。
好き放題書くだけの記事なので読んでいる人は皆さん顔を知っている前提で写真は載せません。
坂東新悟さん (大和屋)
1990年12月5日生まれ O型
180cmの長身(公式は178だけど私はもっとあるんじゃないかと思ってます)でありながらスラッとした美人系の女方さんであります。妄想力が高く、美声。
中村壱太郎さん (成駒家)
1990年8月3日生まれ O型
暴走機関車の異名を持つ情熱的なカワイイ系の女方さんだと思っている。濃ゆい。自分の可愛さわかってるあざとみが好き。ハイトーンボイス。
2人同い年やんけ。同い年で同じO型。
これは図らずも。
女方ではないですが同じく大好きな坂東巳之助さんもO型。中学時代から好きなコブクロも2人揃ってO型。なにか前世からの因縁でもあるのでしょうか。ちなみに私はB型です。
実は今月このちょっと変わった(褒めてる)推しの女方お2人が揃って明治座の五月花形歌舞伎にご出演されていました。
いやあとても愛之助さんの壱太郎愛を感じる公演だった()
まさにこの今月のこの公演で気づいたことなんですがさっそくいきますね、壱太郎さんのうなじがエr…色っぽい。
これは昼の部『月形半平太』のお話なんですけどね。
初日に御本人Twitterに上がった画像からかなりくすぐられてはいたんですが、衣紋抜きすぎやろ。けしからん。
とくに千穐楽は下手側から見下ろしていたのでうなじ堪能席。彼女(彼女) の首周りから背中にかけて何か出ているんだろうか。うーんエロい。
月形半平太繋がりでいきますけど、一瞬めちゃくちゃ好きな場面があって。染八(新悟ちゃん)が月形のところに忍び込んで刺そうとする(けど実は心変わりをしていて惚れてしまったから刺せないぃ〜という乙女心)時に被っている手ぬぐいの端を口でくわえてるところ。
ヤバみ(^q^)
時間にして数分も無いし、なんなら一瞬だから千穐楽の席からは見えなかったんですが、これがどエロい。ありがたいことに舞台写真になっていたんですが、口元を長時間凝視していたら変な気分になってきます。ハァ染八姐さん……
この場面これから梅松(壱くん)歌菊(米子)も入ってきて梅松vs染八のちょっとしたバトルになるんですけど(私は興奮のあまり毎回ここで話が飛びます)何がいいって体格差がいいですよね。
体格差については、立役×立役、立役×女方、女方×立役、女方×女方、どのパターンでも大好きです。
『南総里見八犬伝』だと米吉信乃と新悟浜路の身長差がデンジャラスでした。あんな随分大きいのにどう見ても「信乃様大好き」なピュアな女の子に見えてしまう。いいですか、歌舞伎というのは大半が脳の麻痺ですよ。でもこの力づくで騙されている感覚もまた癖になるわけなんですけど。
あと私は手先・足先が好きだったりします。
もっと言うと手首から先・足首から先(無論、二の腕や太ももが好きではないとは言っていない)。
壱太郎さんの手はとっても罪深いですよね。
寄り添い方が優しすぎるし立役の人が手を握る場面なんかだとすごく華奢(に見えているだけかもしれないが)。さっきも言ったように歌舞伎は目の錯覚と脳の麻痺でできている…
そういう意味でいうと新悟ちゃんは当然手が大きいわけなんですが、手が小さければいいという訳でもないのでこの大きさが良い!というフェチなのでござる。何でもありかよ、と思ったでしょ。
新悟ちゃんの指はめちゃめちゃ綺麗なんですよ。細くて。長くて。でもって小指と薬指の曲げ方、カーブが滑らかで、その所作だけで騙されるんです。快感だ〜。
ちなみに関節が硬くて指が短い私も真似してみましたが秒で攣って終わりました。危険。
足首から下の話もしておきますと、何を隠そう私は足袋フェチです。足袋がいい。
これは先月『帯屋』のお半を観ていて気づいたんですが、壱太郎さんの足(足袋Ver.)めっちゃ女の子なの………… 長右衛門が抱きしめる場面、足をキュッとする動作めっちゃかわいかったの………
かと言って、男の子みを感じるのもまたたまらないんですよね。こいつマジで何でもありかよ、と思ったでしょ。割と何でもありな節はある。
チラッと見える、薄く白粉塗った素足の足の甲なんかはそこだけ男の子って感じがして脳内が混乱するのが最高にいいです。
ちなみにこれは演劇界という雑誌の2016年9月号、梅川の拵えの壱太郎さんの写真を見て思いました。もし良かったら確認してみてね。
足首から下、と申しましたがつまり足首も私は好きです。なんなら足首のほうがずっと好き好き言ってたくらい。わけわからん。
特に町娘の格好なんかだとわかりやすいんですけど、裾から覗く肌!チラリズムですよ。
私は裾と足袋の間の空間を「絶対領域」と呼んでいます。リピートアフターミー、“裾から覗く肌”。
そしてこの絶対領域で一番好きなのが新悟ちゃんです。去年の納涼歌舞伎『弥次喜多』で開眼しました。6月上旬よりシネマ歌舞伎が公開するので是非。是非!ご確認していただきたいと思います。
2000字超えてきました。
心折れてきた?もう読んでないかな?最後に声の話だけさせてください。
声というか、口跡?口跡というか滑舌というか、まぁただの発音萌えの話なんですけど。
ちなみに私は御二方とも特徴のあるよく通る声だと思います。千穐楽みたいな見えづらい席なんかでも声を聞いてすぐ誰かわかるし、何を言っているかもわかるからありがたい。
新悟ちゃんは本当に鼻音が綺麗。もちろんガ行の鼻濁音も美しいのはもちろん、マ行やナ行も滑らか。コクーン『三人吉三』の十三郎を観ていただくと「娘御」って台詞が出てくるんですが、危うく求婚するくらいには美しい発音なので是非聴いてみてください。そして三人吉三めっちゃ面白いので最後まで観てみてください。
壱太郎さんはサ行が好きです。
台詞にサ行が多いとテンションが上がる。とくに「しゃしゅしょ」「じゃじゅじょ」が好き。ちょっと甘いですよね。
あとずっと気にはなってたんですが、「へぇ(返事)」がすっごくかわいい。ちょっと小さめの声なのがかわいい。声が高いから小さい声でも(小さい声だと)かわいいよ〜〜。
私は2月松竹座公演のご挨拶で「橋之助さん」を「橋之助しゃん」って噛んだことをずっと忘れないしずっと言うと思うけどまさにこれ。まさにこの可愛さ。アアアアア。
3000字弱までいきましたね。すげぇ。
書きたいこと好き勝手書いてただけなのでプレゼンする気ゼロ。最後まで読んだ人いる?
一度も画像資料を使わずに書いてきました。ただのメモ。
改めて書き出すと「あぁ自分こういうところが好きなんだなぁ」とわかったりしてめちゃくちゃ気持ち悪い。
まとめとしては
・女方さんは目の錯覚と脳の麻痺
・チラリズムis至高エロティック
・こういう目で歌舞伎を観てもいいんじゃない?(提案)
お粗末さまでした
ツチカワ